三味線とシタールで聴く朗読「藪の中」



朗読と三味線で聴く「藪の中」を、シタール奏者のShimomura Mitsuruさんとのコラボレーションによって、さらに多様な貌を持つ作品へと深化させました。
シタールは三味線よりも歴史の長い楽器で、ビヨ~ンと震えながら伸びる音は、シタールで「ジュワリ」と呼ばれ、同じ響きの三味線「さわり」の語源となっていると言われています。
ゆえに、二つの楽器の愛称はとてもよく、幻想的な「藪の中」の世界観と非常に親和性があります。
公演では朗読の音声と楽器の音色により、観客をめまいのするような世界へと誘います。
2022.11/6初演
開場時に30分に及ぶシタールと三味線のセッションで曖昧模糊な物語世界を創出。ハンパないアルファ波により、開演時の客席では熟睡者が続出しました。